2026年7月6日月曜日

行政の理

「今年はどんぐりが不作で熊が里に下りてきた」とニュースが報道していた。
これはおかしい、山ではいつものように多量のどんぐり、枯葉の下に転がっているので、気をつけないと転ぶので、注意しているのもいつもと同じだ。
長野県県政の林務部森林づくり推進課から「長野県のツキノワグマ目撃及び人身被害の状況」というPDFを見つけた。
このPDF、何かがおかしい。
年毎の熊の目撃数と被害者数を、ただの表にしているだけだ。
こういうのは、原発事故の被害を隠す行政の理によく似ている。

そこで、直近10年間の熊の目撃数と被害者数のグラフにしてみました。
明らかに波はあるものの、右肩上がりで2倍以上の上がり方というのが良くわかります。
それに2020年以降は、新型コロナにより人の移動を制限していたことから、目撃数と被害者数が減ったと考えられます。
このグラフでは、右肩上がりに熊の個体数が増えていることがわかります。



長野県県政の見解が「長野県内のツキノワグマ推定生息数結果(令和7年度)」に載せられています。
どういうことでしょう、2001年の1913頭から2020年には7270頭と大幅に増えているのに、2025年は5728頭と1642頭少なくなったと言っています。
長野県の年毎の駆除頭数を調べてみました。
2022年は175頭、
2023年は266頭、
2024年は323頭でした。
2025年度以降は、年間675頭に捕獲上限枠を緊急引き上げしました。
県政は、「5年前と比べて、生息数・生息域に大きな変化なし。」と言い、むしろ減っているのだから安心しろという見解を示したのに、実際には駆除数を増やし、2025年以降は年間675頭に捕獲上限枠を緊急引き上げしました。
言っていることと、やっていることが違う典型ですね。
「なるほど、人が死なないと登山禁止しないのか」という所以です。
あなたなら、どうしますか?"


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